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朱夏 

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銀浦

ロカ様から頂きました。







銀浦 ー藤堂Ver
 
 お前って、毎日、毎日、小さなことから嬉しいことを見つける名人だよな。
 
 うん、こんなに天気がいいんだし、じっとしてるのがもったいないってのは俺も同じかな。
 
 んで、なにするって?
 
 いぇ、洗濯……?
 
 げっ! 掃除!?
 
 布団干しって、この間も干してたじゃん。そりゃ、お天道様に干した布団で寝るのって気持ちいーけどさ。
 
 これっていつもと変わんなくねぇ?
 
 …………。
 
 だってさ、さすがに千鶴が手を伸ばしたって天に届くにゃ無理だと思うぜ。
 
 時々、お前ってさ。子供みたいだよな。
 
 ええぇー! 嫌いなものって、なんで、そうなるんだよぉ。
 
 しかも全部って、それってまるで俺の方がガキみたいじゃん!
 
 な、機嫌直せって!
 
 あ、そうそう、お前が前に行きたいって言ってた俺が見つけた水場へ連れて行ってやるからさ。今日あたり、イワナのでかいのが釣れそうな気がするんだよな。
 
 え、誤魔化してなんか……。
 
 おっ! 私だってたまには……。
 
 ほら、続きは?
 
 ふふーん。最近、俺はこー云うとき、どうすればいいか、わかってきたんだよな。
 
 …………。
 
 誤魔化してなんかないじゃん、確かに口はふさいだけどさ。
 
 ずるいって……。
 
 ずるくなんてないじゃん。だって、俺はいつだってお前とくちづけしたいし、抱きしめたいんだから。
 
 お前は俺の瞳が綺麗だって言ってくれるけど、お前の瞳の方がずっと綺麗だから。まるで水辺の日の光でキラキラしている銀色の飛沫の煌めきみたいだ。
 
 え、ええー。いきなり、何だぁ!!
 
 うわぁ、すっげぇくすぐったいんだけど。
 
 何だか耳が心の臓になったみたいだ。ドキドキする。
 
 そうだよな。俺は俺の気持ちでいっぱいでお前がいつから俺を見ていてくれたかなんてわからなくて……。
 
 なぁ、千鶴。
 
 俺の気持ちも聞いてくれるか?
 
 俺がお前のことをいつから想い始めていたのか?
 
 俺がお前の笑顔を護りたいと思った最初の日の話を……。





勿忘草色 ー千鶴Ver
 
 空が青い!
 
 天が高い!
 
 こんな日は何だかじっとしているのがとってももったいない。
 
 さぁ、なにをしよう?
 
 一つ、考えてみるの。
 
 お洗濯?
 
 お掃除?
 
 お布団を干す?
 
 でも、みんないつもと同じこと……ね。
 
 それはなんだかとってももったいない気がするの。
 
 だって、こんなにお天気がいいんだもの。
 
 背伸びをしてみようかな?
 
 思いきり手を伸ばしたら、ほら天に届くんじゃないかしら。
 
 もう、なんで笑うの!?
 
 え、子供っぽいって?
 
 うー!!
 
 私はもうあなたの奥さんなのに、そんないじわるなこと言うなんて、今夜のお夕飯で何を出されても我慢して全部食べてね。
 
 そう、あなたが大嫌いなものが出てきても、残さず全部よ。
 
 あ! もう、そうやっていっつも誤魔化すんだから!
 
 私が大好きなあなたにそんなことしないって、決めつけているでしょう?
 
 いーだッ!
 
 私だってたまには……。
 
 …………。
 
 ご、誤魔化されません!
 
 本当にずるいんだから!
 
 あなたにそんな綺麗な勿忘草色の瞳で見つめられたら、いじわるなんてできないもの。
 
 だから……。
 
 ねぇ、耳を貸して……。
 
 ほら、くすぐったがらないで!
 
 ねぇ、あなたは知らないでしょう?
 
 私がいつからあなたに恋していたのか。
 
 二人だけの秘密よ。
 
それをあなたに教えてあげる……。










【桜夢記】様の7万ヒット記念のSSを頂きました。
本家での公開終了されています。こちらからのお持ち帰りはご遠慮下さい。
うちの平ちゃんはぐるぐると悩んでばかりなので(笑)、
明るくて可愛い平ちゃんに癒されますvv。
ロカ様、ありがとうございました。




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プロフィール


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Author:みゃう
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原田左之助溺愛中

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